院長

2023年8月25日

結膜嚢胞

このつぶやきにも何度か書いてますが

結膜嚢胞の話です

それが何者なのか?

というのは省略します

興味のある方は自分で調べてください(^^)

結膜嚢胞の摘出を希望して初診したAさん

近くの医院では取るのが難しいし

再発するのでと、断られたそうです

ま、放っておいても大した

害はないんですが見た目は気に

なるかもしれません

「困っていたら主人が先生のブログを

見つけてくれたんです」

「ほう、そうでしたか」

これはやらない訳には行きません(^^)

近くはない住所からわざわざ

来て頂いた事もあるし

「針で刺して中の水を抜いちゃえば

一瞬でペシャンコになるんですけどね」

「すぐに再発するんですよ」

「前の先生もそう言ってました」

「水を溜めた袋ごと摘出できれば

完璧なんですが、これがまた難しい」

「先生のブログで読みました」

予防線を十分に張ったところで(^^)

「じゃあやりますか」

「え、今?いきなり?」

「そうですよ。『善は急げ』ってね」

「は、はい。ではお願いします」

結膜嚢胞程度で何度も通って頂く

訳にいきませんから

手術室で厳かにやる施設もありますが

こなり眼科は外来でそのまま

顕微鏡を覗きながらやります

「ちょっと動かないでくださいよ〜」

とゴニョゴニョやること数分

「うまく取れましたよ」

「ありがとうございますぅ」

「はいこれあげます」

摘出した嚢胞をAさんに渡しました

「本当だ袋になってる!」

「ご主人にも見せてくださいよ」

僕のブログを見つけてくれた

方ですからね(^^)

それにしても

無事に破らず取れて良かったあ〜