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  • 院長

しゃべるんです

おしゃべりするペットの様子を動画投稿サイトでたくさん見ることができます。

インコや九官鳥などの鳥類は定番で、

本当にハッキリ言葉をしゃべるペットもいて驚かされます。

先日は迷子になったインコが自分の住所をしゃべり、

無事に飼い主の元に戻ったというニュースが話題になっていました。

鳥類ばかりでなく、哺乳類のペットがしゃべる動画もよく見かけます。

ただ鳥と比べるとハッキリ何を言っているのか分からないものが多く、

なかには「全然そんなことしゃべってないよこれ、単なる親バカ(飼い主バカ)じゃん!」みたいなものもたくさんあります。

さて、我が家の保護ネコです。『見守りカメラ』の時にも書きましたが、

2匹のネコは夜間は子供たちが使っていた部屋(『ネコ部屋』と呼んでいます)

で過ごします。朝僕が起きて最初にすることはネコ部屋に行き、

空になっているエサの器にエサを入れてあげることです。

いつも「おはよう!」と声をかけながら部屋に入っていきます。

2匹は僕の足元にまとわりつきながらエサをねだる訳です。

1年くらい前からでしょうか、そのうちの1匹がその時にどうも

「オハヨ~」といってるような気がしていたのです。

毎朝「おはよう!」というと「オハヨ~」と返してきます。

「こいつ、言葉しゃべってるよなぁ絶対」と思っていました。

今年になって家内にその話をしたところ、

「ネコがしゃべる訳ないじゃない!バッカじゃないの」と一蹴されてしまいました。

「そうかなあ、確かにしゃべっていると思うんだけど」。

この「オハヨ~」という声(言葉?)は朝のエサやりの時以外には一切聞かれません。

ということはネコたちは僕が発する「おはよう!」は「エサだよ」の意味だと

思っているのかもしれません。

「ゴハン、ゴハン」となんとなく言いながらエサにがっつくネコの動画を見たことがあります。そのネコたちは飼い主が「ご飯だよ」と言ってエサを与えるから(ご飯=エサ)

になっているんじゃないのかな。

そんなある日のこと。僕がいつものように朝ネコ部屋に入っていき、

ネコたちにエサをあげるところをたまたま家内が何気なく見ていました。

「おはよう!」「オハヨ~」「え、ちょっと。今ネコが『おはよう』って言わなかった?」「そうだよ。前からしゃべるって言ってたじゃん」

「うそ~。ホントにしゃべった!!」大興奮の家内は夢中で動画を撮りまくっていました。その後も1週間は毎朝撮り続けていて笑いました。

あらためて動画を観ると他の人が動画サイトに上げているペットのおしゃべりと比べても

遜色ないどころか、どう考えても遙か上を行くレベルです。

空耳なんかじゃない、これはもう完全に本物であると確信しました。

ただ「オハヨ~」だけではまだなんとなくもの足りない、

というか説得力に欠ける気がします。ダメ押しの意味でもさらに別のフレーズをもう一つ、しゃべってもらいたいものです。

「オハヨ~」は3文字ですから次はちょっと頑張ってもらって4文字、

「オヤスミ~」と言わせたい。

現在我が家では1日1回朝しかエサを与えていません。

でも今度は「オヤスミ~」を覚えさせるために、夜寝るときにも「おやすみ」と言いながらエサを与えようかな(やめなさいって)。

そうすれば「おはよう!」は朝食、「おやすみ」は夜食と理解するかも。

もしこの2フレーズをしゃべるようになったら動画サイトに投稿しますよ必ず。

ペットブームの折再生回数100万回は軽く超えること間違いなし、

いや1000万回もあるかも。いやダメだダメだ、1000万回を目指すなら全世界の人に

見てもらわないと。そのためには日本語じゃだめ、英語だ。

これからは毎朝「グッモーニ~ン」そして夜は「グッイブ二~ン」これで行こう、

決めた(親バカ、飼い主バカの妄想はどこまでも尽きないのでした)。乞うご期待。

(70号 院長コラム『しゃべるんです』)


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院長コメント


子供たちが将来なりたい職業の上位に「ユーチューバー」が来る時代です。

今やありとあらゆるジャンルに専業のユーチューバーがいて、

再生回数をいかに稼ぐかに知恵を絞っています。

自身の容姿も何もかも全て、手だけ、足だけ、声だけ、自動音声、

あるいは何も晒さず字幕だけなど、さまざまなスタイルの動画が見受けられますが、

僕がユーチューバーになるなら一切個人の特定につながるようなものは見せたくないですね。

その点で「ペット物」はかなり楽だと思います。動物たちの動画を撮って適当に編集してBGMか何かを場合によっては被せて字幕を入れればOK(たぶん)。

本人は全く登場する必要もないし、

そもそもペット動画を見たい人は飼い主には全く興味ないでしょうから。

ネコ好きは世界中にたくさんいて、とんでもない再生回数を誇る動画もあり、

当たればいい(あるいはかなりな)小遣い稼ぎになること間違いなし。

英語をしゃべるネコはおおいに飼い主孝行することでしょう。

せめてエサやトイレの砂代くらいは自分たちの芸で捻出してもらいたいものです。

さ、今日もしゃべる特訓するよ~。

あれ、どこ行った我が家の2匹は? さては気配を察して逃げたな。



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