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院長

後医は名医

「先生にサードオピニオンを求めに来た。

診察はしなくていい」

初めてこなり眼科を受診したDさん 開口一番に言いました サードオピニオン? セカンドオピニオンは知ってるけど・・ Dさんの話をじっくり聞きました ある眼の疾患にかかったDさん、近所に新しくできた A眼科を受診し、点眼を処方されます ところが一向に良くならず今度は老舗のB眼科を 受診したところ、A眼科とは異なる見立てで 別の薬を勧められたそうです で、どっちが本当なのか知りたいとこなり眼科に やってきた訳です(かなり遠方から^^;) 診察はしなくていいと言われたので 診ることはできません そこで自分なりの考えを説明し 納得していただけたようで安心した次第^^;

「後医は名医」 という言葉があります 後から診た医者の方が症状もいろいろ 出ているだろうし、それまでの臨床経過や 前医の処方、診断が分かっている訳だから より正解に近い、正しい診断が容易になる だから後から診た医者の方が優れていると いうことじゃないよ という意味です まるで面識のない^^;A眼科の先生を擁護する 訳ではありませんが、臨床の現場ではこういうことって しばしばあるんです 自分が最初に診てまるでとんちんかんな 診断をしている可能性だってある訳で 冷や汗が出ますが^^; なんというか、こう 温かい目でというか 深い懐でというか 「あ、バカだこいつ」 そんな感じでみてやってもらえると みんな助かるんじゃないかな~っていう 最後はA眼科を出汁にして自分のお願いに なってますが^^; 医者も人間ですからね、完璧を求めちゃ いけません、はい という訳で 明日はこなり眼科の手術日です 気合を入れて頑張って行きましょう!

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