白目にできる水ぶくれに「結膜嚢胞」が
あります。
結膜の下にミカンに例えるなら果汁を貯めた「さのう」のように透明な液体を貯めた袋ができるのです。
詳しく知りたい方は他のサイトで
学んでください(^^)
多くの場合放置しても害はありませんが、
見た目が気になるとか異物感を訴えるときは摘出します。
注射針でプスッと穿刺すれば袋は一瞬で
ペシャンコになり、一件落着となりそう
ですが、すぐに再発してしまいます。
そこで中に液体を入れたまま袋ごとの
全摘を毎回目指します。
ところかこれがなかなか難しいんです。
大抵途中で袋が破け液体が外に出ちゃうと
透明な袋と結膜の区別がつかなくなって
何となく終了!
ということがほとんど(^^)
今まで全摘に成功したことは
数えるほどしかありません。
決して僕が下手くそという訳では
ありません(そう信じたい)。
それが先日、久しぶりに上手く
できたのです。

「ほら、こんなのがとれましたよ」
当然のような顔で鑷子でつまんだ
嚢胞を患者さまに見せながら
内心は大喜び。
写真じゃこの感激は伝わらない
だろうなあ(^^)
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