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院長

結膜嚢胞

このつぶやきにも何度か書いてますが

結膜嚢胞の話です


それが何者なのか?


というのは省略します

興味のある方は自分で調べてください(^^)


結膜嚢胞の摘出を希望して初診したAさん


近くの医院では取るのが難しいし

再発するのでと、断られたそうです


ま、放っておいても大した

害はないんですが見た目は気に

なるかもしれません


「困っていたら主人が先生のブログを

見つけてくれたんです」


「ほう、そうでしたか」


これはやらない訳には行きません(^^)


近くはない住所からわざわざ

来て頂いた事もあるし


「針で刺して中の水を抜いちゃえば

一瞬でペシャンコになるんですけどね」


「すぐに再発するんですよ」


「前の先生もそう言ってました」


「水を溜めた袋ごと摘出できれば

完璧なんですが、これがまた難しい」


「先生のブログで読みました」


予防線を十分に張ったところで(^^)


「じゃあやりますか」


「え、今?いきなり?」


「そうですよ。『善は急げ』ってね」


「は、はい。ではお願いします」


結膜嚢胞程度で何度も通って頂く

訳にいきませんから


手術室で厳かにやる施設もありますが

こなり眼科は外来でそのまま

顕微鏡を覗きながらやります


「ちょっと動かないでくださいよ〜」


とゴニョゴニョやること数分


「うまく取れましたよ」


「ありがとうございますぅ」


「はいこれあげます」


摘出した嚢胞をAさんに渡しました


「本当だ袋になってる!」


「ご主人にも見せてくださいよ」


僕のブログを見つけてくれた

方ですからね(^^)



それにしても



無事に破らず取れて良かったあ〜







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