• 院長

5種類

他県から引っ越してきたBさん

あと2年で90歳になります 緑内障で前医に永くかかっていました 視野障害もそれなりに進んでいます で、治療のために5種類の緑内障点眼薬が 処方されていました

「5種類の目薬を毎日ちゃんと させていたのですか?」 「はいやってましたよ」 涼しげな顔で答えるBさん 眼圧は低く抑えられています 「これを機に少し点眼の数を減らして 眼圧が変わるか見てみてもいいですか?」 「それは助かります」 でしょうねえ^^; しばしば書いてますが こなり眼科で処方する点眼の種類は3つまで と決めています それ以上多くなるとまともにさせないと 考えるからです ましてやもうすぐ90歳になる患者さまに 5種類の点眼を指示する発想は 僕にはありません 急性疾患ならともかく、今回の緑内障のような 眼圧も安定した慢性疾患ならなおさらです 仮にあと15年生きるとして、その間の 生活に支障のない視力が保たれるなら わずかに視野が進行したって何の問題もないハズです そんなことよりたくさんの目薬をさすことに心を奪われ、 生活の質(QOL)が下がることの方が よほど問題だと思うのです 眼科に限らず治療方針というものは主治医により 異なるし、完全な正解はないのかもしれません 自分の方針が絶対に正しいとは思ってないし 僕の考えを批判する人もいるでしょう でもそんなの気にしません 僕の信念ですから いずれはBさんの点眼を1種類(もしくはゼロ)にして 残された人生を有意義に過ごしてもらいます(キッパリ!) ところで 明日は学校健診のため午前中は不在です こなり眼科は代診の先生にお願いしています どうぞご了承ください