top of page

げっ!

いつものコースをいつもの夜の時間帯に

ウォーキングしていたある日のこと

そこは歩行者と自転車専用の道路で 自動車はもちろんのこと、バイクも通行禁止です でもたまにバイクが走っていて 「危ないなあこいつ」 と思うことも 後ろからライトで照らされるとそれが自転車なのか ランナーが腕や頭につけた物なのか すぐ分かります でもその時はもっと明るく、フラフラ揺れることのない 確信を持った照らし方でした 「またバイク野郎が走ってきたな。注意して やらないと」

でもライトはなかなか僕に近づいてきません 随分ゆっくりと走っているようです まさか僕を尾けている?? しばらく歩きながら様子を伺っていたのですが 変化がないので思い切って立ち止り振り返りました バイクはゆっくり近づいてきます 目の前まで来たときにライトに向かって 「ここはバイクの通行禁止ですよ」 するとバイクはゆっくりと僕の横に来て 停車しました ライトの光の中から現れたのは・・ げっ、おまわりさん な、何も悪いことしてない(ハズだ)よな 一瞬のうちに最近の素行を振り返る自分が悲しい^^; するとおまわりさん 「ここは管理者と関係者はバイクの通行は 認められているのです」 確かにその通り 「いやあ、警察の方とは思わなかったもので」 「多分そう思いながら歩いていらっしゃるんだと 思ってました」 「はあ」 「実は人を探しておりまして」 「ええ?」 「75歳の方で紺色のシャツにグレーの ズボンで。見かけませんでした?」 「見なかったですねえ」 「もし見かけたらご連絡をお願いします」 おまわりさんは再びバイクを発進させ左右をキョロキョロ 確認しながらゆっくり去って行きました あ~良かった 僕じゃなかった^^; それにしても おまわりさんの仕事って結構大変なんですね 頭が下がります という訳で 明日はこなり眼科の手術日です 気合を入れて頑張って行きましょう!

こなこないちばん

bottom of page