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佐藤 玲子様 「手術体験記」


白内障の手術を受けようと思ったのは、

2020年の2月中旬に国の法改正に依る生命保険の白内障の先進医療特約が3月で終了する、との情報を友人から得たからでした。


遠くを見るとき左眼がほんの少し霞むくらいの感覚でしたが、

もし白内障なら保険の先進医療特約で手術をしたいと思っていました。

ただ、ひと月半という短期間で手術が出来るかどうか分からない状態でした。

とりあえず自宅近くの総合病院の眼科を受診したところやはり白内障で、

しかも左眼は水晶体を支える筋肉が弱い「偽落屑症候群」という結果でした。

その病院は先進医療を受けていないため、その場で系列の大学病院に確認をして頂きましたが「先進医療の手術は勧めないし、出来ない」とのことでした。


どうしても諦めきれない私はネットで検索をしました。


町田市で先進医療の認定を受けている眼科は大変少なく、2件のクリニックだけでした。

 こなり眼科の評判を聞いて、内科医の方が白内障手術をしたという記事を見て

私もこなり先生にもう一度診て頂きたいと思いました。

心配していた「偽楽屑症候群」のことも、先生は「大丈夫、出来ますよ」と云われ諦めずにいて本当に良かったと思いました。


 ひと月半という限られた短い期間でしたが快く受け入れて頂き1回目の左眼は

3月17日、2回目の右眼の手術が何と3月31日というギリギリの日程でした。

緊張と不安の中で手術が始まり、リラックスできるように用意された

リクエストのビートルズは先生が「もうすぐ終わりますよ」

の一言で初めてメロディが聞こえてきた程でした。

付き添っていた夫もガラス越しに手術の様子を見学させて頂きました。

その日の夕方には先生から「いかかですか」とのお電話を頂き、

本当にお電話を下さるんだと大変感激したことを今でも思い出します。


眼内レンズを多焦点(3焦点)にしたことでメガネ(老眼鏡)の煩わしさから解放され、

日常生活の質が格段に上がりました。近くは趣味のお裁縫の針の糸通しも出来、

中間はパソコンの操作も楽に、遠くは美しい景色もクリアに見えるようになりました。

情報の9割は眼からと云われます。手術をしたこの眼を大切にケアして、もう少しあるであろう人生を明るく楽しく過ごしていきたいと思っております。


 こなり先生、看護師さん、スタッフの皆さま本当に有難うございました。心より感謝を申し上げます。

こなこないちばん

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